NAVERまとめサイト(下記リンク)にて紹介されていたバンドが総じて良い。
【邦楽】ネクストブレイク!2013年、今聴くべき邦楽ロックバンドまとめ
http://matome.naver.jp/odai/2136436459105340401
僕はどちらかというと洋楽に興味があるタイプで、邦楽バンドは、個人的に気に入っている少数のバンドや、少し古い曲しか聴くことがないのだけれど、たまにこうやって新しい邦楽バンドを開拓してみるのもなかなか面白い。
特に良いと感じたのは以下のバンド。
どちらも関西を中心に活動している。
キュウソネコカミ
サブカル女子/キュウソネコカミ
サブカル女子に対して、痛烈に毒づいているだけの曲。
ああサブカル女子だなあ…というワードをひたすら連発するテンポの良い歌詞が心地良い。
手作り感のあるPV。
さらに、手の届きそうな距離感。
DQNになりたい、40代で死にたい/キュウソネコカミ
非リア充を標榜する彼ら。
キュウソネコカミの曲が扱う対象は、抽象的で当たり障りの無いものではなく、かといって一部の人間にしか分からないような固有のものでもなく、一定数はいるであろう”知っている人”であれば、くすりと笑えるような、そんなほど良い距離感を持っているように感じる。
モルグモルマルモ
http://morgmolmalmo.official.jp/
タクラマカン砂漠/モルグモルマルモ
NAVERまとめにも書いてあるように、歌詞やメロディがフジファブリックっぽいと感じた。
”タクラマカン砂漠”という名称を用いたことに、何かしら理由があるのだろうか。
誰もがどこかで(主に学生時代の地理の授業なんかで)耳にしたことがある単語であろう。響きの面白さでチョイスしていると思われる。
砂漠をモチーフにした歌詞は、なかなかよく出来ている。
彼らを見ていて受けた印象は、”バンドメンバーが自分たち自身のやりたいことをやっているように見える”ということ。
世間に求められるものを作ろうとしてやっているのではなく、自分たちがやっていて楽しい音楽をやっているような印象。
音楽のジャンル的なものも出尽くして、流行り廃りを何度も繰り返して至っている現代において、”やりたいことやるのが一番じゃない”?的なところに落ち着いているのが彼らのスタンスであると思う。
確かに、一昔前のように”一発当ててロックスターに成り上がる”といったイメージは、現代的ではないように感じる。
キュウソネコカミ、モルグモルマルモ。両者とも、若手のバンドの割には曲のクオリティが高い。
今、興味を持った音楽はネットで簡単に手に入るし、参照できるサンプルも無数にある。
彼らが持つ”早熟なのに妙に高いクオリティ”というアンバランスさは、そういった環境に支えられているものだと思う。
中性的で敷居が高くない点も踏まえて、何とも現代的で良いなと感じた次第である。
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